長田 加歩

南海学園
生活支援員

社会福祉学科 福祉専門課程 卒業
2016年新卒入社


学生時代、実習で南海学園を訪れたことをきっかけに障がい者支援に興味を持ち、本人の強み(ストレングス)に着目したケアプランや個別支援計画などを多く学ぶ。現在、子育てに奮闘しながら自閉症や重度知的障がい、身体障がいをお持ちの方が生活を送る南海学園内のすみれ寮で働く。

「福祉の仕事は大変そう」が変わった!
南海学園での実習経験。

母が介護施設で働いていたり、祖父が社会福祉士の方にお世話になっていたりしたこともあり、福祉の仕事は私にとって身近な存在でした。将来は福祉の道へ、と思いつつも、毎日くたくたになって帰ってくる母を見て「福祉の仕事は大変そうだな」という印象もありました。
専門学校に進学し、漠然と介護か保育の分野で働こうかなと思っていたのですが、初めての施設実習で訪れた南海学園で「障がい者支援」という分野を知り、福祉現場で働くことへの印象がガラッと変わりました。施設ご利用者様を支援する姿勢はもちろん、職員同士で仕事をフォローしあうなど、とにかく職場の雰囲気が良い。他にも実習やボランティア活動で様々な施設に行きましたが、南海学園での印象が忘れられず、絶対ここに就職しようと思いました。保育実習の予定もあったのですが、すべて障がい者施設での実習に切り替えて、卒業するまで障がい者支援のことばかり勉強するほど一気にのめり込んでいましたね(笑)。

個人ではなくチームプレーで。協力体制が整っています。

学生時代に感じたとおり、職場のチームワーク力がしっかりあるなと感じています。業務中にも「今日これやった?」「○○は終わってる?」と職員同士で声をかけあいながら仕事ができています。いわゆる個人ではなくチームプレーで協力しあう体制ができていて、就職して一番良かったなと思っている点です。
私は二度出産を経験し、どちらも産休・育休を取得しました。妊娠がわかったときも言い出しにくい空気もなく、職場の皆さんから「おめでとう!」とお祝いしていただき嬉しかったのを覚えています。お休みの間も育児に専念することができましたし、自分のペースで復帰に向けて準備することもできました。子どもが急な発熱などで迎えに行かなきゃいけない、というときも「大丈夫だから行っておいで!」と快く言ってくれるので、本当に日々助けられています。

ご利用者様の特技や個性を見つけ、豊かな生活へ導くことが魅力です。

毎月、ご利用者様に向けた行事やスケジュールを立てる業務を担当しています。最近ドライブに行けていないな、と思ったらドライブの予定を立てたり、他にも映画鑑賞やミュージックケアを取り入れたり、なるべく日々色々な経験をしていただけるようなことを考えています。
南海学園は重度の知的障がいをお持ちの方が多く入所されていますが、重度だから何もできない、というわけではなく、その方の特技や個性もたくさんあります。障がい者支援について深く学んでいくうちに、この方の得意なことや強みを生かせれば、もっと豊かな生活を送っていただけるのでは?と考えるようになりました。今は「福祉の仕事は大変だ」というイメージはなく、私たちのサポートや工夫によって、ご利用者様に充実した日々を送っていただけることに魅力を感じています。このように感じられるのも、上司や先輩からじっくり仕事を教えていただいたからです。

学生・求職者の皆さまへ。

私は「楽しく長く働けるところ」を軸に就職活動をしました。とにかくたくさんの企業を見て、職場の環境や雰囲気、そこで働く方達が自分に合っているかどうかをじっくり探ることが良いと思います。職場の環境が整っている方が、そこでの仕事の効率も上がるし働いていて自分も楽しいですからね!

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