窪田 美晴

今治市子育て応援ステーションばんび
保育士

短期大学部 保育学科 卒業
2018年中途入社


2016年短大卒業後、保育士として私立幼稚園、公立保育所、認可外託児施設を経験。2018年に来島会に入社後、今治市子育て応援ステーションばんびへ保育士として配属。現在は新卒の後輩児童指導員とともに一つのクラスを運営するかたわら、保育所等訪問支援の担当として地域の保育所、幼稚園に訪問し、そのなかで発達に凸凹のある子どもたちへの支援方法などをアドバイスしている。

どこの職場でも長く勤められなかったことが
大きなコンプレックスでした。

地元の短期大学を卒業し、保育士と幼稚園教諭二種の資格を取得して、同級生と同じように地元の幼稚園、保育所へ就職活動を行い、私立幼稚園へ就職しました。保育方針と自分の考えのギャップから1年経たずに退職。次は公立保育所に勤務しましたが、人間関係のトラブルがあり、2年で退職。さらに次の託児所も同じように人間関係のトラブルで2年弱で退職。どこの職場でも長く勤められなかったことが大きなコンプレックスでした。
そもそも保育士に向いていないのではないかとも悩んでいたなかでしたが、家族と公立保育所時代にお世話になった保護者の方が勤務していたことから来島会を知り、現在勤務するばんびを見学することとなりました。そのときの見学がとても丁寧で、すごく広い施設ではないんですけど、それぞれの部屋の意味や、ばんびの療育の考え方などを1時間以上かけて話してくれたんです。この見学をとおして、ぜひ来島会で働きたいなと思いました。

この人に教えてもらえてよかった
と言われたい。

ばんびに入った当初は子どもたちから暴言がでたり、椅子が飛び交ったりする環境に少し驚きましたが、先輩がしっかりと指導してくれ、いつも相談にものってくれたので、保育と療育の違いに戸惑うことなく、スムーズに仕事を覚えられたと思っています。
そんな私も今は2021年4月に入職したばかりの新卒職員と二人でクラス運営をしています。子どもたちへの療育をしっかり行いながら、同時に後輩を育成していくのは正直言ってとても大変です。子どもたちの発達を促す声かけをすることも、後輩に支援の考え方を理解してもらうことも同じくらい難しいんです。でも、色々と手立てを考えて、試行錯誤をしながら、自分の伝えたいことが相手に伝わったときの感動はなにものにもかえがたいやりがいなんですよ。それにやっぱり、「この人に教えてもらえてよかった」って言われたいじゃないですか(笑)。

毎年、人間性が成長しているねって言われて。

後輩を指導する機会をもらえたことからも、上司が自分のことをきちんと見てくれているなって感じます。ちょっと恥ずかしいんですが、上司との面談で、「毎年、人間性が成長しているね」と言われて、自分でもなんだかそんな気がしていたので、とてもうれしかったです。この面談も、2021年度から人事制度が変わって、上司との人事評価に関わる面談が年に複数回あり、その評価の結果が昇給などにも明確に反映するようになったこともやりがいにつながっています。
上司だけじゃなく、同僚も含めたばんび全体で助け合う体制ができていることも自慢です。ばんびは4クラス体制で、普段はそれぞれのクラス担当になっているんですが、体調不良で人が足りないときなどは率先してほかのクラスの同僚がサポートに入ってくれます。何かあったときの団結力はすごいんですよ。

学生・求職者の皆さまへ。

私は職場を転々としていることがコンプレックスでした。でも、ばんびに巡り合って、今まで一番長く働けています。その当時の自分に伝えたいことでもあるんですが、たとえ、今までうまくいかなかったとしても、次の一歩はうまくいくかもしれない。ダメかどうかはふみだしてから考えればよいんじゃないかなって思います。

ある1日の仕事

他のインタビューを見る

お問合せ