進路に迷っていたところ、たまたま求人を見つけたことがきっかけ。
幼少期から憧れていた保育士の資格を取得するため大学に進学しましたが、様々な理由で勉強を続けることを断念してしまったんです。この先の進路に迷っていたとき、職場体験で行ったことのある今治ワークスの求人をたまたま見つけ、働いてみようかな、と。私には就労継続支援B型事業所を利用している家族がいますが、障がい者支援ってどんなことをしているのかほとんど知らなかったので、単純に興味を持ったというのが一番大きな理由です。当時は、障がい者支援の仕事が私にとってこんなにも大きなものになるとはとは思いもしませんでした。
身内に障がい者がいることもあり、施設を利用される方のイメージは何となくつかんでいたつもりでしたが、自分の知っている障がい特性以外にも多くの特性があり、利用される方それぞれに必要な支援が異なることに最初は驚きました。コミュニケーション方法一つとっても学ばなければいけないことが多く、知らないことばかりだと痛感させられました。
一方で、一つずつ課題を解決していくうちに、仕事に対する面白みも出てきて。自分が今行っている支援方法で良いのか、もっと良い方法はないかと知識や経験が増えていくほど目の前の仕事が面白くなっていき、障がい者支援について、もっと知りたいと思うようになりました。